以前、この「ハンカチを選ぶ際に気を付けるべき3つのポイント」を説明しました。
ポイントとしては、色、素材、デザインの3つなのですが、今回はそのハンカチの色として、良しとされる「白色」について、何故白いハンカチでなければいけないのか?
根本的な理由を探りたいと思います。
日本は古来から、「赤と白」の紅白が縁起の良い色とされてきました。
おめでたい席には、紅白の餅や、赤く色のつけた赤飯、紅白幕などがありますよね。
そもそも赤と白は人の一生を表しているともされていて、「赤」は赤子、赤ちゃんの出生を意味し、「白」は死装束の色のように死や別れを意味するとされています。そのため、「赤」と「白」の2つの色を組み合わせることで、人生そのものを表すという説があります。
では、なぜ結婚式では「白」なのでしょうか?
江戸時代に誕生した、「赤ふきの白無垢」という花嫁が着る白無垢の裏地を赤くしたものが登場しました。
これに込められた思いとしては、白は純粋や純真への象徴でもあり、「結婚前の自分は一度死に、嫁ぎ先で新たに生まれる」という意味あるとされています。
そういった時代拝見もあり、まず「白」(もしくは赤も)は縁起モノとして、結婚式にも使用されてきたという流れがあります。
また、多様性が受け入れられ、誰かにとっての当たり前が、誰かにとっての当たり前ではなくなっている昨今ですが、だれが見ても「白」という他を潰してしまわない純粋で純真な色は誰にとってもプラスに映るでしょう。
「白」は縁起モノとしての概念だけではなく、見た目的にも意味がありそうです。
洋装、和装問わず、花嫁(または花婿)の手元には目がいってしまうものです。
柄物や色物であれば、それはなおのこと。
ゲストがもし柄物や色物のハンカチを使用しているのをふと、目にしてしまったら、結婚式という特別な世界に浸っている中に、突然現実世界に戻されてしまうような感情になるでしょう。
お二人が作り出す世界観を「白」という主張のしない、雰囲気に馴染むカラーで、イメージ通り(またはそれを超える?)結婚式を是非迎えてください。
小さな小物ひとつひとつが、その場の雰囲気をつくっていきます。
是非「花嫁ハンカチ」を選ぶのにもこだわってみてくださいね。
Orovioでは、白のシルクの花嫁ハンカチをオンラインにて販売しています♪
商品はこちらから
]]>
(Photo by Gabriel Domingues Leão da Costa on Unsplash)
メインテーブルで 座ってるとき、介添人の人が身の回りの品を持っていて、必要なときに渡してくれるので、自分自身がハンカチを持つことはありませんが、最もメインテーブルに座っている時間が長いため、使う機会も多いでしょう。
友人の方のスピーチや、余興、思わぬサプライズで涙してしまう方も多い場面です。
(Photo by southern wedding )
実はあまり目がいかないところですが、ブーケを持つときです。
ブーケの持つ場所に予めリボンなどで花の茎部分を包んでくれている場合もありますが、なかなかナマ物の花を持つと、手が思わぬ拍子に汚れてしまうこともしばしば...ドレスに拭いたりしないよう注意してくださいね。
リボンの上からそっと、手持ちのハンカチで覆って持つのがキレイで自然です。
また、ブライダルハンカチをこのシーンで持つことで、汚れ対策だけではなく、手元がエレガントに見える一コマに仕上がります。
(Photo by Echo Grid on Unsplash)
キャンドルサービスや、フォトラウンドで、ゲストの席の周りを歩き回るときも意外と必要です。
ゲストからかけられる一言に、思わずウルッとしてしまうこともあるでしょう。
介添人がハンカチを渡してくれることもありますが、新郎に持ってもらい、いざというときに新郎に差し出してもらってください。
介添人さんから渡されるよりもエレガントで絵になるシーンになるでしょう。
(Photo by southern wedding )
両親への感謝を伝えるシーン。
ここで、涙を見なかった人は今までにいるでしょうか。
いつもは涙もろくないタイプの人でも、感極まるシーンです。
手紙と一緒に最初からハンカチを手に持っていてもいいくらいです。
(Photo by Kira auf der Heide on Unsplash)
両親へ、手紙を読む場面だけではなく、記念品や花束の贈呈のシーンもあります。
手紙を読んだ直後や、フィナーレでこのシーンを迎える事が多いため、ここで涙する方も多いでしょう。
「結婚したことの実感」や「今までの人生がフラッシュバック」するシーンでもあるため、新婦だけではなく、新郎もここで泣いてしまうことも多いです。
もちろんハンカチは肌身離さず持っておいたほう良いでしょう。
(Photo by Orovioレディースハンカチ)
いかがでしたでしょうか?
想像していたよりも、意外とハンカチを使いそうだな、と思うシーンが多かったのではないでしょうか。
ブライダルハンカチも、結婚式の大切な一つのアイテムとして、忘れずに用意して、素敵な結婚式を迎えてください。
「花嫁ハンカチを選ぶ際の3つのポイント」もまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね♪
「結婚式の『ハンカチ』って、必要になるか分からないし家にあるシンプルなのでいいよね?」
結婚式で使用するハンカチについて、一生に一度しか使用することはないため、みなさんの認識はそれぞれなようです。
でもちょっと待って...!
実は持つハンカチにも、マナーがあります。
当日、一生懸命準備した結婚式なのに、そこだけ盲点だった...
と、ならないように3つのポイントをここで抑えておいてくださいね!
マナーとして、色、素材、デザインの3つを最低限押さえておきましょう!
(Photo by Charisse Kenion on Unsplash)
ハンカチの色は皆さんご存知かと思いますが、花嫁カラーとも言われる「白」の一択です。
ウェディングドレスに合わせて、アクセサリーやブーケなどの小物を選ぶように、ウェディングドレスに合わせてハンカチも合わせましょう。
ハンカチはとても小さいもので、目立たないと思いがちですが、真っ白なドレスを着ている際に少しでも色味のあるハンカチを手に持っただけで、出席者は案外真っ白な中にあるポイント色に逆に注目を集めます。
ウェディングドレスが真っ白ではなく、オフホワイト、アイボリーの場合は、それに合わせて用意するのが一番いいです。
(Photo by Terri Bleeker on Unsplash)
次に、ハンカチの素材です。
こちらは、「シルク」が望ましいです。
「たくさん涙を流すから、吸収性が良いタオルハンカチを持っていきたい!」という方もいらっしゃいますが、厚みがあるため、こちらもハンカチの色と同様に悪目立ちしてしまうことがあります。
また、結婚式という「正式な場」でタオルハンカチを持つのは、相応しくないと思う方も一部ですがいらっしゃいます。
晴れの舞台ですので、独特な光沢感がある「シルク」を持っていた方がウェディングドレスによく馴染むのでオススメです。
また、「シルク」は実は吸水性が優れており、綿の1.3~1.5倍の吸水性があり、涙も十分に拭き取ってくれるでしょう。
心配な方は、シルクのハンカチを2枚、3枚持っておくといいかもしれません。
次は、ハンカチのデザインです。
やはり、基本的にはハンカチはメインではないので柄が入っていたり、装飾が派手なものは避けたほうが良いです。
無地がオススメです。
介添人の方が、ハンカチを持っていてくれることが多いですが、ふとした瞬間にテーブル上に置いた際に、柄物であればとても目立ってしまいます。
写真にもバッチリ写ってしまうことも....
控えめなワンポイントでもOK(最近はイニシャルが多いですね!)ですので、できるだけその場の雰囲気にあるものを持つように心がけましょう。
いかがでしたか?
「白の無地(またはワンポイント)のシルクのハンカチ」
を持つのが花嫁ハンカチのマナーとしては正解です!
「なんとなーく、白いハンカチをもっておけばいいよね!」
ではなく、細かいところまでとことんこだわって、あなたの晴れ舞台を最高のものにしてくださいね。
でも、なかなか花嫁ハンカチって難しい...
「どこに売ってるの...?」という声も聞きます。
なかなか、百貨店や専門店に行かないと見つけることが難しかったりします。
近くに専門店がないと、なにかと忙しい結婚式準備なのに、それだけのためにかなり時間をつかってしまうことに...
ブライダルハンカチ専門のOrovioならオンラインでご注文ができます。
また、専門店だからこそ、「白(色)、シルク(素材)、ワンポイント(デザイン)」の3つのポイントを押させた、花嫁用のハンカチが購入できます。
是非、みてみてくださいね♪
(Photo /Orovioレディースハンカチ)
]]>